スペインのファンタジスタが帰ってくる。。。

今や降格圏内に陥っている
デポルティーボ・ラ・コルーニャだが、
4年前までは、
CLの常連でレアル・マドリーバルセロナと並ぶ優勝候補だった。
そう、この男が怪我無くプレーをしていた頃は...。
その名は、


ファン・カルロス・バレロン


彼のプレーを見たことがあれば、
その能力に疑問を持つ人はいないでしょう。


この人は、プレーだけでなく人柄も最大の魅力。
マネーゲームとは無縁の人で、
ボランティア活動や
アフリカの貧しい子供のために、
純粋にサッカーを楽しむためのサッカースクールを開校しているのは周知のこと。
また、
スペイン代表での起用法を巡る論戦でも、


「他人を批判するくらいなら、自分は控えで構わない。。。」


と公言したり...。


闘争心が足りない。
プロとしての心構えがなっていない。
もっと試合に情熱を注ぐべきだ。


などなど、批判もあったが、
それも含めて、
彼のかけがえの無い魅力だと思う。


約2年も試合から遠ざかっていて、
しかももう30歳も超えているのだから、
彼らしいプレーを取り戻すことは、
並大抵のことではないと思う。


しかし、
サッカーのスタイルが変貌している今日。
もはや、


ファンタジスタ


なんて言葉は死語になりつつあるが、
バレロンの復帰と共に、
またその言葉が取り沙汰されるように願う。