やっぱり今期もこうなってしまった...リバプール。

ここ最近、
積極的に補強を行っているはずが、
ライバル達に追いつかず、
逆にどんどん離されていっているような。
良い選手を取っているのになぁ〜オレ好みの。
いつも思ってるもん夏に、
あァ〜あ...取られちゃった...と指咥えて(泣)。


リバプールのスタメンは、
レイナ、ヒーピアファビオ・アウレリオアルベロア 、キャラガー、キューウェル、ジェラード、ベナユンマスチェラーノトーレス、カイト。


アストンヴィラのスタメンは、
タイラー、バウマ、メルベリ、ラウルセン、デイヴィーズ、ヤング、S・ペトロフ、レオ・コーカー、ガードナー、カリュー、アグボンラー。


きっと、
アーセナルのサッカーを目指しているのだろうけど、
そんな簡単にできる訳もない。
そのスタイルに適応できる人はきっと、
ベナユンくらいだと思うし。
キーとなる中盤もジェラード&マスチェラーノなのだし...。


確かに、
ベナユンがいるおかけでラインのギャップをついて、相手を混乱させていた。
ただ、
彼が入ったことで、カイトの良さが半減しているのも事実。
カイトの特徴はFWらしからぬ動きで相手DFを掻き回すこと。
で、カイトに100%CFの仕事を求めても違うような気がするし...。
だって、
彼はイアン・ラッシュではないし勿論、ファン・ニステルローイでもないから。


リバプールの売りはサイド攻撃!
だった...ハズ…?
キューウェルが復帰したが、
まだまだ本調子ではないし、
独力で突破できるほどの力が今はあるのか...??...は疑問符。
で、バベルを使ったりしているのだが、
彼は本来FWだし...奇策にはなるかも知れないが、
細かい戦術を求めてもそれはムリっていうもの。
リーセも好不調の波が激しすぎるし。


右サイドはベナユンなのか、ペナントなのか...。
それともジェラードを回すのか。
ジェラードとベナユンはともに、サイドもセンターもできる。
しかし、
スタイルは全く異なる。
ベナユンはFWとMFを切り込んで行く。
ジェラードMFとDFの間に下がりながら、前線のスペースを見つけるタイプ。
基本センターの人なので、中へ中へ入っていく習性がある。
その辺を見極めて、
戦術を立てないと空回りすることは必然。


シャビ・アロンソは使わないの…??
こういうボール展開が出来ない時こそ生きるタイプだと思うケド...。


上記に加えて、
SBの攻撃参加もほとんどない。
アルベロア&アウレリオの特性なのかもしれないが、
もっと積極的な上がりを指示しても良さそうなんだケド...。


そして、最前線。
カイトの献身的プレーは評価できるし、されている。
しかし、
点を取ってなんぼ...のFWの場合どうなのか...。
その動きでチャンスを作るには作るがその先が...。
その先が求められているのだと思うし。
実際、
ベナユンと被ってお互いの良さを消し合っている場面も目立つ。
ポストプレーで魅せるシーンは結構あるのだが、
それを求めるのなら、クラウチがいるし。
彼の方がその点ならもっと役立つし、高さというおまけも付いてくる。
そして、
フェルナンド・トーレス
良くも悪くも相変わらずかな。
スペースがあればまさに、


エル・ニーニョ。


スペースがない場合は...やっぱり。
相手が守りを固めている時は、消えてしまうのは代わらず。


一方の守備は、
カイトのプレスが凄いことは言うまでもないが他が...。
せっかく、カイトが相手にプレッシャーをかけてパスコースを限定させているのに、
キューウェルは何もしない。
なので、相手エリアでボール奪取することは期待できない。
ベニテスセリエAのチームのように、
鬼プレスをかけたいと思っているハズだが...。


試合ともに2点ずつ取ったので、
盛り上がった感がありそうだが、
セットプレーからがほとんどだし、
あまり見るべきものは...(悲)。


アンフィールドで勝たなければならなかったレッズだが、
負けなくて良かったというのが実感。
キーマン、バリーがいなかったので、
アストンヴィラも全くらしくなかったから。
逆転され、
ベニテスが冷遇するクラウチに助けられて、
敗戦を逃れたのだから皮肉感たっぷり。。。


もうだいぶ、
評価は落ちているであろうベニテス
やっぱり、


カップ戦だけじゃん!


と思われても仕方ない気が。
ローテーション、ローテーションって言うけど、
それを好んで頻繁に行っているのは自分なんだと思うけど。。。