負けない負けないマドリー。

気がつけばバルセロナとは、
勝点差9も離してしまった。
ただ、実力差はあるとはいえ、
今節の相手は現在リーガ3位のビシャレアル。
安心できる相手ではないのは確か。
この試合のポイントはやっぱり...
グティがスタメンということ。
この男が魅せてくれるのか。。。


レアル・マドリーのスタメンは、
カシジャス、サルガド、セルヒオ・ラモス、カンナバロ、ミゲル・トーレス、ガゴ、グティ、バプティスタ、ホビーニョ、ラウール・ゴンサレスファン・ニステルローイ


一方ビジャ・レアルのスタメンは、
ロペス、ゴディン、カプデビラ、シガン、ハビ・ベンタ、サンティ、カニ、セナ、ブルーノ、カフヴェジ、ロッシ


試合が始まって15分くらいは、一進一退の攻防。
マドリーのこの試合での攻撃パターンは、
トップがポストプレーの働きでグティ&ガゴに一度下げて組み立てるもの。
マドリーが首位たる所以、
それはプレスに対する意識を高めたこと。
マドリーのプレスの前にビジャレアルは、
ほとんど何も出来なかった。
マドリーは自在に試合をコントロ−ルしていた。
組み立てもガゴだけでなく、
この試合はグティもいるのでいつも以上に強力。


最近、
スナイデルが多く使われているが、
二人の違いは、
前線への効果的な飛び出しとより前にポジショニングと取る傾向にあるのがスナイデル
バランスを重視し時として低い位置からの効果的なロングパスも多様するのがグティ
一概にどちらの方が良いとはいえないが、
グティの方が低い位置に下がることも多いので、
より動きが生まれやすく、ダイナミックさが感じられる。
試合のリズムを変えるのも上手いし。
しかも、
そのグティからホビーニョの先制点が生まれたし。


この試合、
中盤センターでコンビを組んだ
グティ&ガゴのコンビネーションは良かったと思う。
そして、
今やマドリーに不可欠な存在となったバプティスタが効果的な動きを見せていた。


試合はそんなマドリーペースだったが、
今やアズーリ入りも噂されるイタリアの至宝、
ロッシの個人技にヤラレ、同点に追いつかれる。


後半立ち上がりスグ、
カウンターからまたも、
ホビーニョが決め、マドリー勝ち越し。


こうなると、
試合内容同様に完全マドリーペースになるかと思いきや、
セットプレーから、
カプテビラが決めてビジャレアル同点!


セットプレーだからしょうがないっていえばそうなんだろうけど...。
ただその前の選手交代がどうだったのか…(?_?)
バプティスタ→スナイデルへ。
ちょっと意味が分からない。
追加点を狙いたかったの?
守りたかったの...?


とうとうマドリーが止まるのか…
なんて思っているその同点ゴールから1分後、
スナイデルが勝ち越しゴール。


なら、
スナイデルが出た意味あるじゃん...!
と思いがちだが、
ゴールは結果論な訳で…m(__)m


さすがに同点ゴールのスグ直後に
決まられ、ビジャレアルは意気消沈。
このまま、
3-2で試合終了。
マドリーの3点はおかしくも何ともないが、
ビジャレアルはよく2点取ったと思う。


強いねぇ〜マドリー。
ディアラの代わりのガゴもしっかり仕事をしているし、
グティもそのガゴとも上手く絡んでいたしネ。
故障者がいっぱいいるのに
これだもんね。
マドリーを止められるチームはどこなのかな。。。