少し前だが、

阪神タイガースの藤川投手の“涙のお立ち台”が話題になった。

連敗時にヤジを飛ばすファンに、

「俺たち選手全員は一生懸命プレーしているんだ!」

ということを分かって欲しいということなのだろう。

その感動的なシーンに、感動・共鳴した方も多いだろう。
実際、自分もそのシーンを見たときは

もちろん感動した。

しかし、その姿に対して
「プロらしくない」「自覚が足りない」
という声もあるようで中には、

「ファンのため!っていっているけれど、実際プロは自分のため、
生活のためにやっているんだ!」などと言う声もあるらしい。

“生身の姿”“等身大の自分”をアピールすることをファンが喜ぶのは当然。

だって、スポーツ選手しかり、芸能人しかり、
自分の手の届かない存在が
「今なにを考えているのか?」
を知ることができるのは凄く嬉しいことだから。
その瞬間は、あたかも自分の手の届くところにいるかのような錯覚に陥るから…。

そして、

「ファンを楽しませたり、満足させられることこそがプロだ!」

という人も多いだろう。


でも本当は…


『真の強さを持ったプロフェッショナルがいない』

のではないかと思ってしまう。

「オレのプレーだけを見ていろ!」
「グランド、コート上だけで全てを見せてやるゼ!」

といったいわば、

“職人”と呼べる選手が…。

プライベートに難があったり…
愛想が悪かったり…
極度のマスコミ嫌いだったり…
↑バッシング凄いことになりそうだけど…(><)


そう…


“言い訳ができないくらい自分を追い込める人”