「良い会社」ってどういうものなんだろう…。

たいていの人は、「良い会社」とは儲かる会社だと答えるだろう。
また別の人は「良い会社」は大きな会社だと思い、
さらに別の人は「良い会社」とは、
社会に貢献する会社だと考えているだろう。
また他の人は、「良い会社」を、
知名度のある会社だと結論づけているかもしれない。


今までに、
「あそこは“良い会社”だね。」と
言われてきた会社とは、どんな会社なのだろうか。
「これから“良い会社”になるよ。」と
言われる会社というのは、どんな会社なのだろうか…。


会社が儲けるためにはどうすればいいのか、
会社が知名度を上げるにはどうするか、
会社が大きくなるにはどうやったらいいか、
会社に損失を出させないためにやっておくべきこと、
会社をつぶさない方法、
会社を連戦連勝につくっていくやり方‥‥
などなど、ホントかウソか知れないけれど、
そういう本はいっぱい出版されている。
しかし、「良い会社」とはどういう会社なのか、
教えてくれる人が、なかなかいない。


もしかしたら、こんなこと考えていること自体が間違いなのだろうか?
しかし、やっぱり知りたいし、考えたくなってしまう。


たぶん、過去の「いい会社」と、
現在の、あるいはこれからの「良い会社」は
差異が出てくるのかもしれない。
それでも、根本的なことでは、
そんなに大きな違いはないと思う。


できることなら、「良い会社」をつくりたい。
自分も「良い会社」で働きたいし、
誰にでも「良い会社」で働いてもらいたい。
また自分の会社が「良い会社」だから、
あったほうがよかったとか、がんばってほしいとか、
たくさんの人たちに思ってもらえたらうれしい。
それにしても、「良い会社」とはどういう会社なのか、
定義できないままでは、
それに向かって走ってはいけない。


四苦八苦の日々の中で
いつかその答えを見つけたいと思う。