大人のチームと思わせるチェルシー。
まるで、日本のプロ野球の中日ドラゴンズのよう。
個々の選手がやることしっかり分かっているって感じがヒシヒシ。
最近のチェルシーはやっとらしくなってきたといゆうか落ち着いてきた。
フルハムのスタメンは、
ニエミ、オモズシ、ステファノビッチ、ボカネグラ、コンチェスキ、フォルツ、スティーブン・デイヴィス、マーフィー、サイモン・デイヴィス、カマラ、デンプシー。
チェルシーのスタメンは、
イラリオ、ベレッチ、アレックス、ベン・ハイム、ブリッジ、エッシェン、シドウェル、バラック、ライト・フィリップス 、ジョー・コール、カルー。
システムはいつも通りの4-3-3。
そういえばこの間は4-4-2だったなぁ〜。
エッシェンがアンカーで、シドウェルがその前。
チェルシーがSBを積極的に攻撃させるのはもう根付いたこと。
ただ結局、
チェルシーの目指す形は何なの…??
ただ、細かいパスをつないで攻めるポゼッションを指向しているよう。
モウリーニョ時代のはダイレクトパスが基本。
まず、縦へ縦へのチームの意識統一。
これからのチェルシーは、SBを絡めた横も後ろも重要になってくるのかな。
このSBの役割は、
“トルナンテ”的な意味が強いんだろーね。
この試合、守りを重視したのは明らかで高い位置でボールを奪って速攻が狙いのよう。
5分にバラック→ジョー・コール→カルー。
7分のシドウェル→エッシェン→ライト・フィリップス。
速攻のオンパレード。
シドウェルとバラックがしっかりとスペースを埋めているので、
人数は足りているのだけれど、
ボールホルダーに何のプレッシャーもかかっていない場面が多かった。
チーム全体でプレスをかけてボールを奪っているわけでなくて、
個々の力量で頼みってこと。
結果としてバラック&シドウェルの縦の守備網は突破され、
全速力で戻ってきたジョー・コールが倒してしまいPK謙譲。
フルハムが先制。
倒しちゃったけど、戻ってきたジョー・コールは偉い。
失点後のチェルシーは何とかボールを繋ごうとしていた...
けど、横パスやバックパスをインターセプトされて速攻を食らうのを恐れて、
15分過ぎからロングボールを多用していた。
しかし、
カルーじゃちと厳しいでしょー。。。
20分過ぎになると、ジョー・コールが積極的に守備に参加しだして、
バラックのボール奪取回数が増える。
そしてブリッジも積極的に攻撃に参加するので左サイドから崩す場面が増える。
ブリッジ→カルー。
バラック→カルー。
オフサイドに懸かりまくっていたが、
そのうち...
とゆう可能性は見せていた。
ひたすら守るフルハム。
フルハムは無理に攻める必要がないのかも知れないがいくらなんでも酷すぎた。
唯一のハイボールもアレックスに跳ね返されていたから。
チェルシーは攻め急ぎ感漂う。
クロスに強くないカルー相手に繰り返しても…。
だって、ドログバじゃないんだもん。。。
もう少し時間をかければ、バラックも絡めるのだから。
カルーが執拗に裏を狙い続けたから、
時間が経つにつれてフルハムはディフェンスラインを下げだした。
前半は結局このままフルハムリードで終了。
このバラックは調子良さそうだった。
攻守の切り替えが早く、相手の速攻のを止めていたし。
後半開始からミケルの投入。
それで、よりチェルシーのボール支配率が高まるかと思ったが、
どうしてどうして。
猛攻を見せるフルハム。
ちょっとビックリ…。
しかし、
カウンターからベレッチ→ライト・フィリップスがクロス。
ステファノビッチがハンドだけど、笛は吹かれず…。
ただこのプレーで、フルハムは引き出してしまった。
50分過ぎのCKからカルーが飛び込んでチェルシー同点。
カルーに折り返したヘディングを見てもやっぱアレックスは空中戦強い。
この同点弾でフルハムはバタバタしだす。
チェルシーはその混乱に乗じてボールをキープできるようになった。
ジョー・コールが粘って得たFKをベレッチが折り返すと、
バラックが倒されペナルティー。
これをバラック自ら決めて逆転。
フルハムは積極的に選手交代で流れを変えようとしたがちょっと…。
後半のチェルシーは前半の違い、ジョー・コールだけでなく、
ライト・フィリップスも積極的に中盤の守備をサポートしていたから。
ミケルが入ったことでボール回しも順調。
追加点を狙っていたチェルシーだけれども、
時間が経つにつれ守りを意識するようになる。
実際、引き出したから。
この試合、チェルシーの両SBは非常に良かった。
特にベレッチ。
あとは、
主力の動向次第かな。
シェフチェンコ、
ドログバ、
バラック...
残るのか、出て行くのか…