クラシコ敗戦を払拭するためにも、
マドリーに離されないためにも、
苦手のアウェー戦だけども勝たなくてはならないバルサ。
マジョルカのスタメンは、
ルクス、ナバロ、ヌネス、ダビド、バレラ、バシナス、ペレイラ、アランゴ、イバガサ、グティエレス、グイサ。
バルセロナのスタメンは、
バルデス、アビダル、ミリート、マルケス、プジョル、ヤヤ・トゥーレ、シャビ・エルナンデス、グジョンセン、イニエスタ、エトー、ジョヴァンニ・ドス・サントス。
攻守の切り替えが早いマジョルカ。
システムは4-1-4-1。
プレスをかけて相手にプレッシャーをかけ続けるとゆうよりラインの上げ下げで対応する。
どちらかといえば、引くことの方が多いかな...
そして、
ボールを奪取したら相手ディフェンスの裏にグイサを走らせるとゆうパターン。
まさに速攻の妙。
バルサはアウェーを意識しているのか、
いつもより全体的にラインを下げている感じだった。
なので、中盤の人口密度は凄かった。
もちろん、マジョルカの中盤も厚いので、ガチガチだった。
グジョンセンがボールを奪われグイサに速攻をやれたシーンは
まさにマジョルカの狙い的中とゆう感じ。
バルサが他のチームと違いを見出せるまず第一に、
CBの攻撃組み立て能力。
そう、マルケスの正確なロングフィード。
10分頃のエトーに通したロングパスはさすが。
その後も何本も通していた。
バルサの前線があまりプレスをかけないのはいつものことだが、
立ち上がり一番問題だったのはやはり、攻撃面。
個々に頼り過ぎ!!
スペースを作る動きをするとか、
そのためのポジションチェンジなども一切見られず。。。
サイドは完全にマジョルカにやられていた。
20分過ぎにグティエレスにつかれクロスからあわやのシーン。
このシーンも前線の寄せがないから、
結局アビダル独りで対応するしかない...
やられるのは当然といえば当然。
そんな悲観的状況のバルサだったが、
やはり、個々の能力は凄い。
20分過ぎにドス・サントスが魅せる。
さすが、恐るべし10代!!
ただ、周りと噛み合わないことが多かった。
いつもより、CBはともかくロングパスが多すぎたバルサ。
もっと、横の繋がりも上手くやらないと崩すのは難しい。
中盤底のトゥーレと、アビダル&プジョルの関係はチグハグそのもの。
基点となるべき、トゥーレが守備に追われ過ぎていた感はあったが。。。
この試合、
バルサが一番救われたのは、
守備の局面で独り気をはいていたトゥーレが退場にならなかったこと。
あわや、レッドとゆうシーンもあったし...。
後半開始から、
グジョンセン→ボージャン・クルキッチへ。
この交代はどうなの…??
左サイドで使うなら、アンリじゃないの(?_?)
まぁ、結局この後アンリ出てくるんだけど。。。
マジョルカもそのすぐ後に、
グイサ→ビクトルへ。
ただチームとしてやるべきことは同じ。
またこの試合、
バルサにツキがあった2つ目。
CKから先制点が取れたこと。
ホントらしくない。。。
で、この後、
ドス・サントス→アンリ。
ヤヤ・トゥーレ→エジミウソン。
これって、
イエローをもらっていたからなのか...?
それとも、
アフリカネイションズカップに備えてなのか...?
まぁどっちにしろ、
エジミウソンは悪くなかったケド。
マジョルカはトレホ登場で盛り上がったが、
チームとしてはあまり効果的じゃなかったのかな...
まぁ、バランスを崩しても点を取りに行く場面だったけど。
バルサは、30分頃にアンリが続けて魅せるが、
ともに得点は奪えず。
30分過ぎに噂のバレロ登場。
久々のレアルカンテラ出身の大物らしい。
どこまで行けるのか...
マジョルカは悪いチームじゃないので、
少しでも経験を積んでほしい。