今や、ビッグクラブに多数選手を供給しているアフリカ。

各国リーグ戦、真っ只中のこの時期、
選手が離脱してしまうので、
クラブからは大ブーイングのアフリカ選手権。


開催時期などの非難に対し、
アフリカサッカー連盟の人がこんなことを言ったらしい。
「開催を6月に移すというのは不可能である。
その時期はアフリカの多くの国が雨季であり、暑さも厳しい。
アフリカ大陸のことを最も知っているのは我々自身である。
ヨーロッパの人々に聞きたい。
『1月にロシアでヨーロッパ選手権を開催することができますか?』と。」


確かにそれはおっしゃる通りです^^;
クラブにとっては、
非常に痛いことだが、
アフリカ出身の選手は国に対する誇りが大きいと思う。
コパ・アメリカを辞退する南米出身の選手は多いが、
このアフリカ選手権ではあまり、聞いたことがない。
ビッグネームでは、
エジプト代表のアーメド・ホッサムくらいでしょう。
彼だって辞退したわけじゃなく、監督と衝突したわけだし。。。


アフリカ・ネーションズ・カップ2008 (1月20日〜2月10日)


<グループA>
ガーナ
ロッコ
ギニア
ナミビア


<グループB>
ナイジェリア
コートジボワール
マリ
ベナン


<グループC>
エジプト
カメルーン
スーダン
ザンビア


<グループD>
チュニジア
セネガル
南アフリカ
アンゴラ


地元が圧倒的有利と言われているアフリカ選手権。
ドイツW杯で唯一決勝Tに進出した地元のガーナ。
ムンタリ、ギャン、エッシェンなどタレントも揃っている。
ただ、精神的柱のキャプテンのアッピアーがいない...
これは、かなり痛いでしょう。


いまや、
アフリカ随一のタレント集団のコートジボワール
サノゴ、カルー、ゾコラ、エブエ、コネ兄弟、トゥーレ兄弟、
そして、ドログバ
メンバーだけみると、
凄いのひとこと!!
やっぱり、
優勝候補筆頭かな。。。


次回W杯ホスト国の南アフリカ
カルロス・パレイラを監督に迎えてのこの大会。
あくまで、W杯を見据えてのチーム作りだと思うが、
あまり醜い結果は好ましくないハズ。
ピーナール、ズマ、モコエナを中心にどこまでやれるか。


でも、
一番気になるのは、
やはり、マリ。
国際舞台ではあまり知られてないが、
隠れた実力国!!
最激戦グループに入ってしまったが、
ケイタ、カヌーテ、ディアラ、シソコなどタレントも揃っている。
ただ、昨秋のトーゴ戦の事件の影響などは非常に気になるケド。。。