スペインの混乱

今シーズンも佳境に差し掛かりつつあるが、
チャンピオンズリーグでは、
二つのサプライズがあった。
インテルリバプールに負けたのは
サプライズなのかは
微妙〜だけど...(。-ω-))


結果だけ見れば2勝したので
リバプールの圧勝と思われがちだが、
アンフィールドでの初戦、
マテラッティが退場になり、
10人のインテルに対し
圧倒的に攻めていたにも関わらず
得点が奪えず。
残り5分で2点取れたから良かったものの
そうでなかったら…ね。
あの展開だと、
大抵は結局点が取れないパターンなんだけど。


優勝候補のミランとマドリーが負けた…(-.-;)
マドリーの敗戦は驚いたが、
ぺぺの退場を抜きにしても
想定の範囲内
ただ、
ミランの敗戦は衝撃だった。
予定通りにエミレーツでの初戦をスコアレスドローで乗り切り、
盤石のはずのサンシーロでの
あの完敗..(x_x;)
久しぶりに驚かされた試合だった。
展開次第で予想外の結果になることは
サッカーではよくあるが、
ミランが何もさせてもらえないとは...┐('〜`;)┌
前回大会のユーロ本戦グループリーグで
スペインがポルトガルにポゼッション対決で完全に
やられたのを思い出した。
今シーズンの開幕前、
パト以外に補強を行わなかった批判に対し、
「他チームが補強するのは当然だが、
俺たちはチャンピオンなのだから、
補強は必要ない!」
セードルフが言っていたが、
やっぱりそんなに甘くはないってことか。。。


そんなミランを撃破したアーセナル
ダ・シルバが今シーズン絶望の大怪我。
アデバヨールが成長し、
ファン・ペルシが帰ってきた今、
それほど緊急事態ではないと思う。
しかし、
クロアチア代表にとっては衝撃的ダメージ。
ディフェンス面には不安を抱えつつも、
二人の天才、
モドリッチ&ラキティチを擁して
6月のユーロ本戦でもダークホースとも目されているクロアチア
エドゥアルドの離脱で暗雲が(汗)


プレミア勢が全勝のおかけで、
セリエAはローマのみになってしまった。
決勝Tが始まる前は、
ローマだけ消えると思われていたのにネ。


そして、
スペイン勢も気がつけば、
バルサのみ。
勝って当たり前と言われていたセルティック戦を
その通り乗り切ったが、
メッシを失ってしまった。
痛い…痛すぎるが、
でもバルサだから…ネ。
いくらでも替えがいるもん。
ホナウジーニョがきちんと働けば難なく乗り切れるでしょう。
しかも、
次の相手はシャルケ
負ける要素は1%もないでしょう…(泣)。


今、スペインは暗雲が立ち込めている。
よく分からない、
アラゴネス代表監督とラウールの共同記者会見から始まり、
スペイン文化省がFIFAと対立したことによる
代表の国際試合からの除外問題。
一連のバレンシア問題。
キケ・フローレスの解任、
クーマンの暴走。
主力選手の戦力外通知。
特にアルベルダの迫害と移籍妨害。
クラブが利益重視に走るのは仕方がないが、
度が過ぎてしまうとネ。
しかし、
先日のクーマン監督のインタビューには呆れた。
勝てないことに腹がたっているなんて、
マスコミの前で言うとは…。
国民性が問題だとは思わないが、
どうしてオランダ人はいつもこう波紋を投げるのかなぁ〜。
監督は自身のスタイルを押し通して良いものだと思う。
ただ、
シーズン途中の就任でいきなりシステム変更を強いるのは…。
しかも、
4ー3ー3になると…。
勝敗よりスペクタクルを求めるスペインで
オランダ人監督となれば求められるのは
当然といえば当然。。。
が、
リーガ・エスパニョーラでは異質のカウンタースタイルに
慣れ親しんできたバレンシア
ただでさえ、
4ー4ー2→4ー3ー3への変更は至難なのに。。。
ユーロまで3ヶ月。
試合に出られないアルベルダ
スペイン代表には欠かせない選手だが…。
アラゴネスはメンバーに入れるのか…。
だだでさえ、ラウールを呼ばないのに、
入れてしまったら..(x_x;)
どっちにしろ、
スペイン代表には大打撃には違いない。


それにしても、
チェルシーはクジ運が良すぎる...┐('〜`;)┌