劇的な残り5分☆☆☆

アウェーで勝ちあるドローに持ち込んだリバプール
アンフィールドでのセカンドレグは有利と言われていたが…。
週末のエミレーツでのプレミア決戦はドロー決着。
そして、
同一カードの3連戦の最終決戦。

リバプールのスタメンは、
レイナ、ヒーピアファビオ・アウレリオ、キャラガー、シュクルテルシャビ・アロンソマスチェラーノ、ジェラード、カイト、トーレスクラウチ


アーセナルのスタメンは、
アルムニアコロ・トゥーレセンデロスギャラス、グリシ、ディアビ、ファブレガス、フラミニ、エブエ、フレブ、アデバヨール


リバプールのシステムは、
4−4−2。
何といっても注目はクラウチのスタメン起用。
エミレーツでの対戦でゴールを決めたクラウチ
そのためか、
移籍問題で渦中にいるクラウチの状況を考えて…
なんて声もあるが…(?_?)


この試合のジェラードのポジションは、左サイド。
その影響か、
ジェラードのデキは最悪だった。。。(x_x;)


立ち上がりは完全にアーセナルのリズムだった。
リバプールはシステムを変えたことにより、
ファーストレグ時のようなオーガナイズされた守備が出来ていなかった。
ヴェンゲルの意図は明確で立ち上がりに猛攻を仕掛けて
スタミナのあるうちに先制してしまう。
所詮、
リバプールは2点以上取れない…(T_T)
最悪1点返されても、
攻撃的な選手で有効な駒を持っているのは
明らかに自分たちだと…。


一方のリバプール
サポーターの力が絶大なアンフィールドなので
積極的にプレスにいくものの、
アーセナルがダイレクト、ワンタッチパスを繰り出すので、
暗雲漂う予感・・・。
完全にリバプールの守備陣は後手後手で・・・(x_x;)


そんな中、アウェーのアーセナルが先制する。
システム変更の影響がモロに出たかたちで、
潰しところが定まらなかった感じ。
フレブからのパスをペナルティエリアに走りこんだディアビが、
レイナのニアサイドを破る。
このアウェーゴールアーセナルに流れが完全にいってしまうと思われた…。
この試合、
結局リバプールは4点取るのだが、
この約7分後に生まれたヒーピアの同点ゴールがなければ、
状況は一変していたと思う。
このセットプレーは大きかった。


この同点ゴールの後、
試合の流れもリバプールへ…
しかもアーセナルにアクシデントが発生する。
フラミニが負傷退場してしまう…(;▽;)
これにより、
セスクに懸かる比重が増大し結果、
あれだけ苦労していたリバプール守備陣は、
ターゲットを絞り易くなっていった。


前半は同点のまま終了するのだが、
試合序盤とは異なり、
アーセナルに暗雲が漂う予感…。


後半に入るとリバプールの動きが大きく変わり積極的に
前線からプレスを仕掛けていく。

シャビ・アロンソマスチェラーノ
自分達の後方を狙われる事を恐れず
セスク&ジウベルトアーセナルの心臓部にプレッシャーを掛けていく。
また、両サイドも同様で、
中盤がコンパクトになり、
アーセナルがボールポゼッションを高めて遅攻ぎみにシフトすると、
リバプールはいっせいに帰陣して守備ブロックを形成していった。
迎撃体勢が出来れば、
アーセナルの素早いボール回しにもある程度対応出来ることは
対戦回数が多いので十分可能なのは分かっていたのだと思う。


70分を前にリバプールが2点目を決める。
レイナのフィードからクラウチが競り合ったがトーレスへ…。
そのボールを鮮やかなボールタッチから、
ターン&シュート!!
さすが、
エルニーニョ♪♪!!!


このゴールで決まり!!!
と思われたが、
試合は劇的な変化を見せる。。。
残り20分のゲームコントロールはさすがに難しかったのか…。


ここでヴェンゲルが動く。
いきなり残り2枚の交代カードを一気に使う。
ディアビ → ファン・ペルシ、
エブエ → ウォルコットへ。
1点取ればアウェーゴールで勝ち抜けのアーセナル
この辺はさすがヴェンゲル!!!
この交代劇の後、
アーセナルの時間を迎える...!!(゜o゜)!!
73分に迎えたアデバヨールの決定機など
あわやのシーンを作り出す。


さすがに
べニテスも動く。
クラウチを下げ、
バベルを投入し、
いつもの4−2−3−1へ。
このシステム変更で混乱していたリバプール守備陣も落ち着きを取り戻し、
試合展開も同様になっていったのだが…。


84分、
ウォルコットが!!!
4人を抜き去り、
アデバヨールへ…
これを確実に決めてアーセナル同点!!!
残り6分、
リバプール終わった...(;´д`)
誰もがそう思ったわずだが…。


なんとその1分後、
途中出場のバベルが仕掛け、
ペナルティ・エリアでトゥーレがファウル。
なんか因縁めいているよねぇ〜。。。
ファーストレグでフレブが倒されたシーンが思い出される…
しかし、
今回はペナルティー!!
ジェラード、
プレッシャーが最高に懸かるこのキックを確実に決めて、
リバプール勝ち越し!!!


劇的な展開に最高に盛り上がるアンフィールド
ロスタイムにもカウンターから
バベルがまたも魅せ、
今度は自分でゴールを決め、
試合終了。
結果、
4−2。


ペナルティーの判定が結果を分けたこの2試合。
ファーストレグでのあのシーンをカイト自身が認めているだけに、
アーセナルにとっては悔やまれれる結果でしょう…。
しかし、
リバプールは運が良かった...( ̄▽ ̄;)
とゆうか、
べニテスか…


セミファイナル、
リバプールはまたもプレミアのチェルシー
う〜ん...( ̄▽ ̄;)
地味な試合になりそうだなぁ〜。。。
もうひとつの試合、
バルサvsマンUが壮絶な試合になりそうだから、
余計に…ネ(; ̄_ ̄)=3