終わった...(x_x;)

負けたら終わりのアーセナル
ただ、
敵地オールド・トラフォードで引き分けでもアウト、
勝たなくてはダメ!!
この状況は非常に辛い…(><)
そんなアーセナル
全く戻ってきそうもないロシツキに加えて、
フラミニまでもアウト...(T_T)
う〜ん。。。(; ̄_ ̄)=3


マンチェスター・ユナイテッドのスタメンは、
ファン・デル・サール、ブラウン、ファーディナンド、ピケ、エブラ、ハーグリーブスキャリックロナウドスコールズパク・チソンルーニー


アーセナルのスタメンは、
レーマンコロ・トゥーレギャラス、ソング、クリシ、エブエ、ファブレガス、ジウベルト、フレブ、ファン・ペルシアデバヨール


マンUのシステムは、
4-4-2だが4-4-3気味といっていい。
エースはロナウドだが、
パク・チソンテベスと違うタイプのFWがいるのは非常に大きい。
膠着状態 or 困ったら、
テベスが出てくるハズ。


アーセナルは全体的なラインを高くして勝負。
アデバヨール&フレブが中央でマンUに圧力を与える。
アーセナルの弱点はDFラインの裏を簡単に取られてしまうこと。
取らせないためには、DFラインを下げて裏をなくすか、
前から守備をして精度の高いロングボールを蹴らせないようにするか…。
この試合、
アーセナルは後者を選択した。
マンUも中盤の枚数が多いので、
ボールを繋ぐのは難しいことではない。


しかし、
マンUはボールを奪われた後の守備が非常に雑だった。
数的優位なはずの中央でもボールを奪えない切ない状況。
アーセナルのボール回しが格段に優れているという理由もあるが、
マンUの前線の守備はやはりいつもどおり…。
マンUがボールを繋ぐ

ある程度は運べる

アーセナルに止められる

守備のフィルターがかからずに、
ボールを自陣深くまで運ばれてしまう嫌な展開。


ロナウドが守備をあまりしないとかいう問題でなく、
中央の3枚が全員ボールに寄せに行く場面があるなど、
アンバランスが目立った。
まぁ...(´∀`)
効果的なプレスをマンUに期待するのは無理ってものか…(T_T)


アーセナルがすばやいパス回しでゴールに迫る。
しかし、
ファン・ペルシとエブエがどうにも試合に馴染めない。
いつもはドリブルでやたらと仕掛けるエブエも、
積極さはなりを潜め、無難のパスを選択する方向。
ファン・ペルシは復帰後、
どうもちぐはぐさが抜けきれず、
チームにフィットしないまま。
それでも、
セスク&フレブ&アデバヨールだけで
攻撃を作ってしまうのが
今のアーセナル


なので、
対戦相手からすると、
その3人さえ気をつければ、
何とかなりそうなんだが、
マンUはどんなもんだか…(?_?)
この試合のアーセナル
ロングボールがとにかく少なかった。
いつもはもう少し、
アデバヨールの裏を狙うケースが多い筈だが…(´・ω・`)??
ショートパスだけでは、
いくらマンUの貧弱な中盤のプレスも
どんどん慣れていき、
集中力が増していった。


一方のマンUは、
時間が経つにつれて、
ロングボールを中心に相手の裏を執拗に狙ったプレーが増大。
アーセナルの弱点を淡々とついていく。
アーセナルのDFラインには何といってもソングがいる。
そのソング、
ボールコントロールミスで決定機を演出したり、
ゴール前でロナウドに交わされるなど、
いろいろとやってくれた。


それによって、
危機感満載になったアーセナルのDFラインが下がり、
マンUはロングボールを増やすものの、
これはこれで攻めにくい形になっていった。
スペースがないのでドリブルで仕掛ける場面が少なく、
中盤にスペースができているのに、
ロングボールがどんどん増え、
非効率な展開に。
マンU
前半は慎重に戦おうということなのだろう。
リスクを抑えた攻撃で前半を終える。


アーセナルとしては、
DFラインの位置取りをどうするのか…?
ファン・ペルシをどうするのか…??
そして、
切り札ウォルコットをどのタイミングで投入するのか…???


マンUの方は、
ボールを繋いだ上での攻撃ができるかどうか…?
フレブを抑えられるかどうか…??
そして、
テベスをどのタイミングで投入するのか…???


こういった試合ほど、
単純なミスであっさり試合が決まるということがよくある。
そして後半開始早々、
アーセナルがあっさりと先制する。
キーパーとDFラインの間のクロスを、
ファーディナンドファン・デル・サールが躊躇しお見合い…。
そこへアデバヨールが飛び込んで先制。
試合にあまり乗れていなかった
ファン・ペルシが魅せてくれた!!(゜o゜)!!
あのクロスは絶妙だった☆☆☆


これで、
マンUは攻めるしかない状況。
猛攻をどのように仕掛けるのか…(?_?)
いよいよテベス投入か…
と思っていたところ、
ギャラスが痛恨のミス。。。(;´д`)
ハンドでペナルティー...(T_T)
これをロナウドが冷静に決めてあっさりと
マンUが同点に追いつく。
アーセナルとしては、
これはもう最悪でしょう…(><)


そして、
ファーガソンが動く。
後半10分、
いよいよテベス投入。
同時にパク・チソンアンデルソンへ。
DFラインと中盤の間にテベスを置いたことで
ルーニーの負担がだいぶ軽減された。


どんどん追い詰められていくアーセナル
エブエ→ウォルコットで攻撃的に出ていく。
CLのリバプール戦では、
素晴らしい輝きを見せていたウォルコット
この試合はまったく機能していなかった…(;´д`)


同じ攻撃的に振舞うでも、
対システムを変えるアイディアのないアーセナル…。
勢いの差は歴然。
しかも、
アーセナルの弱点…(x_x;)
というか、
永遠のテーマ。
セットプレー&パワープレーがほとんど期待できない...(; ̄_ ̄)=3


72分。
その差が試合の命運を分ける。
エブラが果敢に仕掛けて
ゴール前の絶妙の位置でFKを奪う。
ロナウド
蹴るぞ、
蹴るぞ…
と完全に思わせ。。。(;_;)!!
ハーグリーブスが壁を越える絶妙のキックで
勝ち越しゴール。
完璧に決まったトリックプレー。
アーセナルの壁は下を抜かれるのが嫌で
誰もジャンプしなかったし…。


後半30分過ぎ、
攻撃の手を厚くしたいアーセナルは、
ファン・ペルシ→もベントナーへ。
全てを託されたベントナーも何度か惜しい場面を作り、
期待にこたえるものの。。。(x_x;)
結局、
得点は奪えず…(x_x;)
アンデルソンテベスの体を使ったキープ力に
完全に時間を潰され試合終了。
チームの戦術的選択肢の多さがモロに勝負に影響したかな…。


手負いの状態なのに、
質の高い試合をしているのは間違いない。
しかし、
層が薄い,,,(T_T)
ポゼッションスタイルから
組織カウンターへ変更するとかではなく、
やっぱり、
ポイントが欲しい。
ウォルコットは素晴らしいジョーカーなのだが、
本当に困った時になんとかしてくれる選手でもない。
そう、
マンUロナウド
チャルシーのドログバのように
なんとかしてくれるヤツが…♪♪♪
そういった選手がいないと
勝ち点は伸ばせないだろーなぁ。。。( ̄▽ ̄;)