プレミア・リーグ08-09第2節_トッテナム・ホットスパーvsサンダーランド

ビッグ4の一角を崩すとしたら...どこ?!
なる候補では、
きっと一番手に期待されているであろう...
トッテナム☆☆☆
ゴメス、ベントリーに加え、
メキシコの至宝ドス・サントス
クロアチア神童モドリッチも獲得し、
どんなサッカーを魅せて行くのだろうか...


トッテナムのスタメンは、
GK
ゴメス
DF
ゾコラ
キング
ウッドゲート
アス・エコット
MF
モドリッチ
レノン
ベントリー
ベイル
ジェナス
FW
ベント


サンダーランドのスタメンは、
GK
ゴードン
DF
ノズワージー
バーズリー
コリンズ
ヒギンボサム
MF
マルブランク
リチャードソン
ホワイトヘッド
リード
FW
ディウフ
マーフィー


トッテナムのシステムは、4-4-1-1
中盤の左がベイル、
センターが、モドリッチジェナスで、
右がレノン。
昨年までのトッテナムのイメージは、
前線の4人が流動的な動きで相手ディフェンス陣を混乱へ導くサッカーだった...。
その中心は言うまでもまく、
ベルバトフなのだが、
この試合はいないし、
いなくなるかもしれない…。
そして、
マルブランク&レノンが相手のゾーンで絶妙な緩急をつける動きを見せていた。
なので、
プレミアでは定番のサイドアタックからクロスを上げるというよりも、
中央からの突破を基本線として、
サイドも絡めるといった形。


さぁ、、、
今シーズンはどうなるのか…
そこで注目になってくるのは、
モドリッチをどう使うのか...(?_?)
かの“ジーザス”を彷彿させる風貌で、
ぶつかったら簡単に折れてしまいそうな華奢な身体なのだが、
見た目とは違い、
守備もきちっとするし、
泥臭い仕事も厭わないフィジカルの強さを持っている。
司令塔タイプなので、
どうしてもプレミアリーグのあのスピードに対応できるのか...
そこがポイントになってくる。


右サイドのレノンは、
縦への強さだけでなく、
相手のゾーンの隙間でボールを受け、
ドリブルで仕掛けたりもする。
そして、
レノンが中に絞ってきたら、
後方からからゾコラが積極的に突っ込んでくるという形。


一方の左サイドのベイルは、
典型的なクロスパサー。
良いクロスを上げていたのだが、
根本的にクロスボールから崩すことを前提としていないので、
完全に空回り...。
FWはもちろんのこと、
中盤のセンターがそのボールに反応しないと…。
せっかく上げても...ねぇ〜。。。 ̄\(−_−)/ ̄
モドリッチ、レノン、ベイルが完全に個々でやっているだけ感満載。。。
チームとしての約束事も見られず、
機能するには時間がかかる感じだね。


前半は見所がほとんどなく、
スコアレスドリーで終了。


後半も静かな立ち上がり。
しかし、
55分にアクシデント発生!
リチャードソンがクリアボールを拾い、
ミドルをズドン!!
でアウェーのサンダーランドが先制。
トッテナムサイドからしたら、
まさかの展開。
モドリッチを基点にゲームをコントロールはしていたのだが、
崩せず終いで先制される嫌な展開。


さずかにホームで負けるわけにはいかないトッテナム
すぐさまカードを切る。
アス・エコット→ハドルストン、
レノン→ドス・サントスへ。
さぁ、
もうひとりの注目プレーヤー、ドス・サントス登場で、
システムも、4-3-3へ変更。
最前線は、
中央にベントで、左サイドにベントリー、右サイドにドスサントス
中央のバイタルエリアジェナスモドリッチが飛び込む形へ。
それまで、
試合を組み立てていたモドリッチのタスクをハドルストンが担うようになり、
一気にバランスも改善。
特に、
ジェナスの飛び出しは、
サンダーランドディフェンス陣をキリキリマイにした。


73分、
その良い流れに乗り、
トッテナムが同点に追いつく。
ゴードンが弾いたモドリッチのシュートをジェナスが押し込む。


サンダーランドサイドも
この悪い流れをただ指を咥えて見ていたわけではない。
67分にリチャードソンを下げてシセを投入したし...。
しかしシセが、
全くの期待外れ...。
シセの個の力で何とか状況打破をしようと試みたのかもしれないが、
それはちょっと...キツイよね。。。Ψ(・O・)Ψ
ただこのシセが後にドラマを生む…。


同点後もトッテナムが引き続き、
ペースを握っているのだが、
なかなかゴールを奪えない...Y(>_<、)Y


そして...
残り10分を切った82分、
投入後全く消えていたシセが、
見事なヘッドで勝ち越し!!


残り8分で勝ち越したアウェーのサンダーランドは、
あとは必死に守るだけ!
という感じで、
必死に堪え、見事2-1で勝利。


サンダーランドは、
トッテナムからきたリードとマルブランクが良い味を出していた。
この試合、
シセが決勝ゴールを奪ったのだが、
まだチームに馴染んでいない感じ。
ディウフとのコンビネーションが良くなれば
対戦相手にとっては脅威になるかもしれない。