プレミア・リーグ08-09第4節_リバプールvsマンチェスター・ユナイテッド

早くもビッグ4同士の対決!
しかしここ最近、
リバプールはその中でも、
ちょっとあっけな感が漂う試合が多いイメージがある。
まぁ、
CLの舞台では違うんだけど...。
しかもこの試合、
ジェラードもトーレスもスタメンじゃない!
大丈夫なの...(?_?)
と思っていたが。。。


一方のマンチェスター・ユナイテッド
お金で何でもカタをつけようとするレアル・マドリーの方針を散々批判していた、
“サー”の称号を持つ監督。
しかし、
自分も全く同じことをしてベルバトフを引っ張ってきた...。
挙句のあてに、
その戦い方について、
某イタリア人監督にまで、
イタリアのどのクラブよりもイタリア的だと言われる始末…。
結果を出しさえすれば良い!
というセリエAではないので、
今シーズンもそのような戦い方で、
果たして、
プレミアのファンは満足するのだろうか…。



リバプールのスタメンは、
GK
レイナ
DF
アルベロア
シュクルテル
キャラガー
アウレリオ
MF
シャビ・アロンソ
マスチェラーノ
ベナユン
リエラ
FW
カイト
キーン


マンチェスター・ユナイテッドのスタメンは、
GK
ファン・デル・サール
DF
ブラウン
ファーディナンド
ヴィディッチ
エブラ
MF
キャリック
アンデルソン
スコールズ
ルーニー
FW
テベス
ベルバトフ


マンUのシステムは、4-4-2
中盤の構成は、
右にルーニー
左にアンデルソン
そして、
最前線にベルバトフを置き、
テベスが並ぶというよりトップ下のよう。


試合は開始早々に動く。
3分、
ベルバトフが折り返したボールをテベスが決めて、
マンUが先制。
この時間帯であっけなく失点したので、
またいつものマンUにあっけなくやられるパターンなのか...
と思ったのだが…。
このアウェーゴールで、
マンUは落ち着いて試合をしている感が漂う。
単発では、
シュートチャンスを得るリバプールだが、
新加入でキーマンのリエラも、
ブラウンに完全に抑えられ、
チャンスを作れない。


そんな中での26分、
シャビ・アロンソのミドルが決まる。
というより、
記録上もオウンゴール...。
ブラウンのということになるのだが、
ファン・デル・サールのミスでしょう。
実は、
10分にもCKのボールをファンブルするということをしていた、
ファン・デル・サール...。
何か最近、
ファン・デル・サールを名キーパーという名声を度々聞くが、
昔を知っている自分からすると...。
こういうプレーを見ると、
変わってないなぁ〜
と思ってホットする...(^^;)


この同点ゴールの直後、
テベスが決定機を外すのだが、
これが決まっていれば...。
この時間帯は、
まだリバプールがペースを握れていなかったわけだし...ね。


リバプールがペースを握れないのと同様に、
マンUもチャンスを作れなくなっていった。
特にベルバトフが、
徐々に試合から消えていってしまった。
前半は、
1-1の同点のまま終了。


後半開始と同時に、
マンUは、
キャリックギグスへ。
と同時に、
ギグスが左に入り、
アンデルソンが中央に回る。


中々チャンスを作れなかったリバプールだが、
後半に入ると、
徐々にペースを掴み出す。
特に、
前半は潰されていたリエラが輝き出す。
ダテにリーガで揉まれてきた選手じゃないよね。
縦への強さには定評がある、
リエラだが、
クロスの精度もなかなかのもの。
度々左サイドからチャンスが生まれる。
惜しい場面はいくつか作るが、
ゴールは奪えないリバプール


66分にマンU
スコールズハーグリーブスへ。


そんな状況にさすがに痺れを切らしたのか...ベニテス
68分、
ベナユン→ジェラード投入。
ジェラードはトップ下に入り、
システムも、4-2-3-1へ変更。
72分、
リエラ→バベルへ。


そして77分、
カイトが折り返したボールをその交代したばかりのバベルが決めて、
リバプール勝ち越しで、
2-1。


遂に勝ち越されてしまったマンUは、
78分、
アンデルソン→ナニへ。
前線はハーグリーブス以外、
攻撃的な選手揃いで攻撃を仕掛けるが、
守りに入ったリバプールを崩せない...。
そんな猛攻ムードも
90分のヴィディッチ退場で、
ジ・エンド。
リバプールにとっては、
この勝利は非常に大きい気がするのだが、
考えてみれば、
アンフィールドなのだし、
そんなに凄いこと...か…
と思ったのだが、
マンUにスッキリ勝つなんて久しぶりなわけだから、
喜ぶべきことでしょう。


さて一方のマンU
この敗戦は、
想定の範囲内なのかもしれない...。
が、
どうなのだろう…。
そんなにベルバトフ中心で考えなくとも。。。
確かに、
あれだけの大金を叩いて獲得した訳だから、
分かる気もするが、
ルーニーの調子を考えると、
切り替えても良かった気がする。
器用なルーニーはソツなく右サイドをこなしていたけれど...。
それに、
ここまで絶好調のダレン・フレッチャーもいるんだし…。


ボールが来なくても運動量でそれをカバーし、
なおかつ、
守備もしっかりこなすルーニー
最前線に張ってボールをひたすら待ち、
守備はほとんど期待できないベルバトフ...。
今のところどちらが良いのかは、
明白だと思うけど…。