プレミア・リーグ08-09第4節_チェルシーvsマンチェスター・シティ

バブリーなプレミアリーグの中でも、
1・2を争うお金持ちクラブの両チーム。
マネーの力を前面に出し、
欧州制覇を試みる、
マンチェスター・シティ
決して好感は持てないが、
批判するつもりもない。
様々な他チームの方々が色々とおっしゃっているが、
そう言ってる人に限って、
同じようなことをしているのだから…(  ̄3 ̄)〜


まぁ、、、
あれだけの補強して、
結果を出さなければ、
ウェールズの英雄、
マーク・ヒューズ監督の批判は避けられなくなるが…。
UEFAカップ出場枠確保...
いや、
CL出場枠内以上になるのかな...
でもそうなると、
最低でもビッグ4のどれかひとつ以上の成績になっちゃう。。。(><)
ただ、
ジョゼ・モウリーニョ以上を求められる、
フェリポンよりは、
かなりマシだと思うケド...(~。~;)~


マンチェスター・シティのスタメンは、
GK
ハート
DF
サバレタ
リチャーズ
ダン
ボール
MF
ハマン
ライト・フィリップス
コンパニ
アイルランド
FW
ホビーニョ
ジョー


マンチェスター・シティのシステムは、4-4-2
注目はなんと言っても、
ホビーニョ
相手がチェルシーなわけだし、
モチベーション的にもかなり高い筈。
そして、
モチベーションといえば、
ライト・フィリップス
言わずと知れた、
チェルシーから古巣に帰ってきた男。


チェルシーのスタメンは、
GK
チェフ
DF
ボジングワ
カルバーリョ
テリー
アシュリー・コール
MF
ミケル
デコ
ランパード
FW
マルダ
ジョー・コール
アネルカ




チェルシーのシステムは、定番の4-3-3
ただ今シーズンは、
デコが加入したので、
何か違和感を感じたのは気のせい...(?_?)
バラックエッシェンも怪我なので、
こういう布陣になったのだと思うが、
かなりぎこちなかった...。
前述の2人がいた開幕戦など、
リーガの“かのチーム”を彷彿とさせるポゼッションを見せていた。
しかし、
このメンツだとそのスタイルはちとツライわけで...。
ランパードが頻繁にJ・コールとポジションチェンジしたり、
ボールを引き出す動きをしていたりしていたのだが、
如何せん、
中盤の人数が少ない状況では…。


一方のマンC。
ホビーニョは驚くほどの守備意識を持って臨んでいた。
ハマンやコンパニと連携して率先して挟み込みを行っていた。
そんなプレッシャーに押されたのか、
ボールを奪われる場面が目立ったチェルシー
マンCは2トップなのだが、
ホビーニョは若干下がり目で、
自由度を与えられていた。
その動き回るホビーニョにチェルシーディフェンス陣は、
捕まえられずにいた。
中にいる時は、
なんとかミケルが対応していたが、
サイドに流れることも多いので、
そうなると、
後手後手になるのがオチなわけで...。


そんなマンCペースの中の13分、
ホビーニョが得たFKを自分で決めて、
マンC先制。
このファウルも速攻から、
ホビーニョ&ジョー&ライト・フィリップスの見事なコンビネーションが生み出したもの。


先制点を奪われたことで、
目が覚めたのか...チェルシー
16分にすぐさまCKから、
カルバーリョが決めて、
同点に追いつく。
この後から、
徐々にチェルシーがペースを掴み出す。
マンCの中央部は固い。
コンパニ&ハマンはしかり、
CBのリチャーズ&ダンは、
プレミア最強との呼び名もある。


ではどうする…(?_?)


答えは、サイド。
特に右サイドのボジングワが、
J・コールがボールを受けるために、
中に絞ることが多かったので、
その空いたスペースを上手く突いていた。
ボジングワ&J・コールのコンビに、
デコが絡むことで厚みを増していった。
ただ、
効果的な崩しを見せる右サイドに対し、
左サイドは...。
A・コール&マルダのコンビプレーなど見ることもなく、
A・コールの魅力のひとつである突破力をマルダが消してしまっている感もある。
前半に追加点が奪えなかったのは、
左サイドが死んでいたからもあるなぁ〜。


さて、
そんなチェルシーペースの中、
マンCはというと、
前線の3枚、
ホビーニョ&ジョー&ライト・フィリップスは、
デンジャラス感たっぷりの攻撃を見せていたのだが、
如何せん、
個の力に依存した感じが強い。
他の選手との連携した攻撃を作れれば、
相手ディフェンス陣は、
手がつけられなくなると思うのだが...(・ ・;))。。
何か、
リーガのアトレティコ・マドリーを彷彿とさせるなぁ〜。。。`∀´)Ψ


そんなわけで、
前半は、
1-1の同点のまま折り返す。


後半に入っても、
ペースはチェルシーのまま。
ホビーニョは積極的に相手を追いかけるが、
他の選手が絡んでこないので、
ただただ空回り...(><)
チェルシーはサイドを広く使って、
ワイドに仕掛けてくるのだが、
クサビのボールを積極的に使おうとしている選手にプレスがかからないから、
止めようがない...\(−"−)/
中盤がラインを上げてプレスに行ってしまうと、
DFラインと中盤の間にスペースが生まれてしまうし…。
その駆け引きをJ・コールが、
見事なポジショニングでマンCデフェンス陣を混乱に陥れていた。
事実、
マンCのこの面子で、
バイタルエリアを消しにかかるのは、
不可能に近い(_ _,)/~~


53分、
カウンターのお手本とも言うべきゴールを
ランパードに決められ、
チェルシー勝ち越し。


70分にも、
J・コール→アネルカで、
チェルシー、3-1。


そして、
そのすぐ後の71分、
J・コール→ベレッチ
マルダ→ドログバへ。
それに伴い、
アネルカが左サイドに回り、
デコが右サイドで、
トップにドログバの形。


このシステムチェンジがどうなるか…(?_?)


非常に興味があったのだが、
その6分後、
アクシデント勃発!
デコのパスミスからピンチを招き、
テリーがファウル。
いきなりのレッドカード。
ひとり少なくなったチェルシーは、
アネルカ→アレックス投入で、
守りに入る。
ちょっと残念だったが、
アウェーで2点のリードがあるわけだし、
当然といえば当然。
ラインを下げて、
ひたすら守るチェルシー…。
こうなったら強いわ...Ψ(・O・)Ψ


マンCも84分、
ボール→スターリッジを投入して、
何とかしようとするが、
時すでに遅し…(;o;_;)o
で、
試合終了。


マンCにとっては、
ホームだったはわけだし、
この敗戦は痛いのは痛いと思うが、
良い経験になったのではないかとも思う。
正直、
下位チームにとっては、
非常に脅威のチームな筈で、
チェルシーのような大人のチームを相手にした時にどう対応するかが。
そう、
個人技だけでは、
崩せない相手の場合に。
あとは、
マーク・ヒューズ監督が他の主力選手をどう組み合わせてくるのか...。
まだこのチームには、
エラーノ
マルティン・ペトロフ
ダリウス・ヴァッセルがいるので…。


一方の
チェルシーサイドからすると、
理想的な勝利と言えるかもしれないが、
テリーのレッドはかなり痛いハズ。
CL明けかつ、
何といっても次節は、
マンU戦なのだから...(x_x;)