チャンピオンズ・リーグ08-09グループリーグG_ディナモ・キエフvsアーセナル
ビッグ4の中で一番地味感がある、
アーセナル...(>へ<)
プレミアバブルの中、
次々と大物選手を獲得してくる他チームとは違い、
もはや、
選手供給チームになりつつある現状...(;´д` )
それでも、
ヴェンゲルイズムをきっちり浸透させ、
強豪チームたるをしっかりとキープしている。
良いチームだわ…。
キーマン、
フレブがバルサへ去った今、
もうひとりのキーマンで、
チームを引っ張っていかなくてはならない筈のロシツキ...ε〜(;@_@)
復活はいつになるの…(?_?)
ディナモ・キエフのスタメンは、
GK
ボクシュ
DF
ベトン
ミリハク
ディアハテ
ネスマチニ
MF
ヴコイェヴィッチ
ユスフ
ニンコヴィッチ
アリェフ
エレメンコ
FW
バンクラ
ウクライナの名門、ディナモ・キエフ。
システムは、4-3-2-1。
なにげに代表選手が多いのだが、
もはや有名選手はほとんどいなくなってしまった...(><)
アーセナルのスタメンは、
GK
アルムニア
DF
サーニャ
ギャラス
トゥーレ
クルシー
MF
ソング
ファブレガス
ファンペルシー
デニウソン
ウォルコット
FW
アデバヨール
アーセナルのシステムは、4-1-4-1。
アンカーは、ソング。
注目はやはり、
W杯予選のクロアチア戦で、
衝撃のインパクトを残したウォルコット。
試合開始と同時に、
ホームのオリンピスキでの試合なのに、
守りを固めにきたディナモ・キエフ。
トップのバンクラ以外、
まず守備ありきの戦い。
ただ、
引きまくって守るというわけではなく、
きっちりとアーセナル攻撃陣にプレスをかけることは忘れていない。
そのプレスの前に、
いつものアーセナルらしさがどんどんと消えていく。
よって、
ポゼッション出来る展開になったディナモ・キエフだが、
守備意識が皆強すぎて、
アーセナルのゾーンを崩すには至らなかった...(’_’、)
攻撃に人数をかける場面がほとんどなく、
チャンスのシーンでもただドリブルで仕掛けて、
潰されるという結果のオンパレードだった。
そんなジリ貧の展開の中、
30分を前にサイドからの崩しの場面が覗かれてくる。
それまでは、
ただサイドに開いてボールを待っていただけだったのだが、
両SBが積極的に攻撃に絡み出したことにより、
孤立していたバンクラを救えるようになって行く。
悉く潰されてソングを引き出すことに成功し、
アーセナルディフェンス陣に狂いを生じさせた。
しかし、
攻撃に比重を置けば、
守備に亀裂が生じてしまうのは悲しい現実なわけで...。
それまでアーセナルらしさが全く見られなかったが、
キエフが前ががりになり始めたのをきっかけに、
ペースを掴みにかかる。
トゥーレが積極的に攻撃参加することによって、
立ち上がり同様、
キエフはアーセナルというネームバリューに押される場面が目立った。
そんな危険な雰囲気も前半終了間際だったおかげで、
スコアレスドローで折り返す。
嫌な流れを切れたことは、
キエフにとっては大きかった。
そのせいもあってか、
後半立ち上がりと同時に、
キエフは攻勢に出る。
アーセナルも多少ポジションチェンジして攻撃をしかけるが、
キエフの攻勢の前に後手後手の展開。
そして64分に、
ヴコイェヴィッチが倒されペナルティーを獲得。
これをバングラが決めて、
キエフが先制。
この試合のアーセナル、
立ち上がりは良い入り方だったと思う。
アデバヨール&ファンペルシーが頻繁にポジションチェンジを行い、
チャンスを作っていたが、
ただ誤算だったのは、
サイドの出来...。
サイドで起点が作れないから、
セスクが高い位置でボールを受けようにもそうはならない。
SHがボールをキープ出来ない、
SBがオーバラップする為のスペースを作る動きも出来ないでは…。
数的有利を作る場面などほとんどなく、
相手のミスを突くくらいしか、
得点の雰囲気を作れず仕舞い。
特に、
期待感たっぷりだった、
ウォルコットの存在感は全く無くて...(><)
先制されたアーセナルは、
70分、
ソング→ベントナーで勝負に出る。
リードしている状況プラス、
それまで苦しめられていたソングがいなくなったことで、
理想的なカウンター狙いがし易くなったキエフ。
何度もビッグチャンスは作り出すが、
追加点は奪えず...(†〇†)
78分、
サーニャ→エブエへ。
この交代で、
それまで死んでいた右サイドが蘇る。
エブエの積極的なオーバーラップから、
チャンスを作れるようになり、
押し込まれがちだった状況打破に成功。
84分、
ファン・ペルシー→ベラを経て、
88分、
ウォルコットのクロスがゴール前に流れ、
最後は、
“10番”ギャラスが決めて、
アーセナル同点!
う〜む...
アーセナルは九死に一生を得たという感じ。。。
というか、
らしくないゴールだわ...(^^;;
オフサイドっぽくも見えたし…。
戦前の予想からすると、
アーセナルの取りこぼし感があるかもしれないが、
試合内容からすると、
アウェーでの引き分けは満足できる結果でしょう。
何やら、
ロシツキの復帰はまだまだ先になりそうだし、
エドゥアルドも当分先、
ウォルコット、
ベントナー、
デニウソン、
アデバヨール、
個々の能力はそれぞれ高いのは言うまでもないが、
皆、周りに生かされて輝くタイプ。
それを引き出してあげる選手が、
今のアーセナルには...(ノ_<。)
う〜む。。。\(−"−)/