今年もとうとう睡眠不足に陥る日々が来てしまった。
そう…チャンピオンズリーグ開幕の日。
例年なら嬉しくてたまらないのだが、今年は非常に憂鬱だ。
愛する“ヴェルダー・ブレーメン”が最悪な組み合わせになってしまったから。
同グループに当たりたくない強いチームが2チームもいるなんて…。
今年のCLで注目しているチームは多い。
まず、もはや銀河系軍団ではなくなったレアル・マドリード。
内容よりも結果を重視する監督に代わり、新しく生まれ変わったチーム。
ディフェンスの柱としてカンナバーロ、
強烈ボランチコンビのエメルソン&ディアラ、
典型的な点取り屋のファン・ニステルローイ。
彼らを加え大幅にパワーアップしてきた。
ただ気になる点は2つ。
●生粋のプレーメーカーがいないこと。
●チームのスタイルに合わないように思えるベッカム。
名将カペッロはどう動く?!
次は、新銀河系軍団の2チーム、チェルシーとインターミラノ。
インテルは、メンバーだけを見れば世界最強。
●守備力No.1ボランチのビエイラ&カンビアッソ。
●破壊力抜群怪物FWのアドリアーノ&イブラヒモビッチ。
など、凄すぎる!! ただ、あくまで机上の論理。
実際に機能するのかは、やってみないと分からない。
でも楽しみだし、ハマれば他を圧倒できるチームだ。
金満チェルシーの方は、正直「どうしたんだ! モウリーニョ!!」と思う。
新加入のコール、シェフチェンコは素晴らしく切り札となれる。
ただ、バラック…を取っても…。
このチームの顔は、テリー&ランパード。
そのランパードと共存ができるとはどうしても思えないからだ。
ミドルレンジを得意とするスタイルで細かいパスサッカーをしない2人。
ロングパサーを並べても単調になるだけ。
代表のジェラード&ランパードのようにならなければ良いが…。
まぁ、ブレーメンと戦るわけなので、噛み合ってくれない方が嬉しいのだが…^^;
そして最後に、バレンシア。
このチームも新しく生まれ変わろうとしている。
稀代のファンタジスタ、アイマールを放出して
サイドを起点とした確実に勝つことに徹しようとしている。
いわば、スペインのクラブらしからぬチーム。
新戦力にオールラウンドセンターフォワードのモリエンテスを加え、
●ホアキン&ビセンテの代表ウィンガー。
●今や、スペインのエースとなったビジャ。
元々守備が堅くしっかり守れるチーム。
一撃必殺のカウンターが決まればひょっとして…
さてさて考え出したらキリがないが、
今が一番楽しい時間かもしれない。
こうして好きなだけ展望を予想できるのだから…。
はたして、チェルシーvsブレーメン戦を見た後でも
こんな気持ちでいられるのだろうか…