「会うは別れのはじめ」とか、よく言うけれど。
それでも、出会いと別れは一緒なのかと、
やっぱり受け止めなければならないことなんだと思う。
ツラかろうが、認めたくなかろうが、
会うことだけあって、別れのない関係などないだろう。
人間は、まず、前提として「ひとり」なのだ。
認めたくなくても、ひとりなのだ。
「だからそれが悲しい!」と思うことはないのだ。
悲しいとしたら、誰でも、みんなが悲しいはず。
みんながみんなそうであることを悲しんでいても
どうにもならないし、
どうすることもできない。
出会いも、別れも、最終的には、
個々人の意志でどうにかできるものではない。
「出会いたい!出会いたい!!」と思っても、
出会えないし、
「別れない!別れたくない!!」と思っても、
別れはくる。
ひとりの人間の可能性は、
けっこう大きいのかもしれないけど、
ひとつの出会いや別れさえも、
思い通りにはできない。
でも、
だからこそ、その出会いを大切にしようと
思うわけだし、
かけがえのない宝ものになりえるのかもしれない…。
友達の別れ話を聞いてこんなことを考えてみたのだが…
そういえば今日は、
「大陸発見記念日」だった。
クリストファー・コロンブスがアメリカ大陸を発見した日。