キャプテン魂

チャンピオンズリーグで早々と負けてしまった(x_x;)
わたくしの優勝候補の2チーム…
この対決をCLの舞台でも見たかったのだけど。
モチベーションの低下もあるだろうけど、
両チームとも調子は明らかに下降気味。
ファン・ニステルローイに頼りすぎていただけに、
離脱されてその影響がモロに出てしまっているが…(;´д`)
ただ、
イグアインはなかなかのパフォーマンスを見せている。


レアル・マドリーのスタメンは、
カシジャス、セルヒオ・ラモス、カンナバロ、エインセ、マルセロ、ロッベングティ、ガゴ、スナイデルイグアイン、ラウール。


セビージャのスタメンは、
パロップアドリアーノ、プリエト、モスケラ、クレスポ、カペル、ケイタ、ポウルセンダニエウ・アウベスルイス・ファビアーノカヌーテ


マドリーのシステムは、
4-3-3。
スナイデルがいつもより高めのポジションをとっていた。


一方のセビージャはいつもと少し違うかたち。
アウベスを右SH、クレスポを右SBとして起用。
アウベスの攻撃能力をより活かそうとのことだろう。


がしかし、
従来のアウベスの役割はどうするの…?
その神出鬼没なポジショニングと、
ディフェンスラインからカヌーテへの
精度の高いロングボールが武器なのだから。
クレスポにその代役を求めるのはちょっと…(-.-;)


なので、
セビージャはまったく機能しないまま試合を進めていった。
アウベスも独りだけでは状況を打開できなく、
ポウルセンが攻撃をフォローしていても。。。
中盤でボールが回せないので、
サイドチェンジからカペルが勝負する場面も少なく、
FWにボールを放り込む単調なパターンのみで
しかもそのボールの質が良くない…(-.-;)


さらに、
マドリーは中央に選手が密集しているので、
囲まれてボールを回せず
セビージャは成すすべなし。
仕方なくカヌーテが中盤まで降りて試合を作らざるを得ない
きつい展開。


最近調子の悪いマドリー( ̄〜 ̄)ξ
しかし、
この試合では…。
皆の守備意識が高く、
前線からのプレスもしっかりと行っていて、
グティでまでも懸命に守備をしていた。
そして、
エインセ&カンナバロも執拗にセビージャFWを追いまわしていた。
ガゴのプレーもよりシンプルに振る舞い、
ロッベンもキレが戻ってきている。
ラウールとイグアインのコンビもなかなかだった。


セビージャが機能していないので、
試合は完全にマドリーペース。
そんな中、
セットプレーからエインセが決めて先制。


ヒメネスもさすがに何とかしないといけないと思ったのか、
30分過ぎにクレスポを下げてナバスを投入する。
しかもセビージャ、
いつもの形にしたら、
いきなりカヌーテが決めて同点に追いつく。
しかしすぐさま、
スナイデル→ラウールで
マドリーもすぐに突き放す。
ただ、
アウベスが後ろに下がったことで、
ロングボールの精度が改善され、
ナバスが中央に絞ったり、
サイドから崩したりと機能し始まったセビージャ。
マドリーはセビージャの猛攻を何とか防いで前半終了。


セビージャは後半のスタートから、
ポウルセンアウトでレナト投入。
マドリーは守りを固めるのかと思っていたのだが…(-.-;)
ガゴ、グティスナイデルの布陣で大丈夫なの…(?_?)


マドリーの守りは、
中盤に下がっていくFWにはCBがついて行き、
CBの空いたスペースにはガゴがフォローしたり、
SBが絞ったりしていた。


ポジションを代えてもなかなかフリーになれないセビージャ。
頼みのカペルもセルヒオ・ラモスの前にシャットアウト。
ラウールがいつものように守備に奔走し、
それに刺激されたかロッベンもアウベスを徹底的に抑えていた。


両チームからしたらここまで不自然な展開。
ボール支配率は圧倒的にセビージャ。
なぜなら、
ポゼッションを狙うマドリーがカウンターで、
カウンターを狙うべきセビージャがポゼッションなのだから。
ただ見事なカウンター戦術でチャンスを作っていくマドリー。
カウンターからグティイグアインで追加点。
こうなると、
後半30分前にグティを下げてディアラ投入で
さすがに守りを固めるマドリー。


こうなってしまうとセビージャは成すすべもなく…(x_x;)
きっちり守られ試合終了。
この試合も
最後まで献身的な守備を続けたラウール。
イグアインとの自然な形でのポジョンチャンジや
効果的な連動した動きも見せられるようになってきたので、
なかなか面白いコンビだと思う。
ファン・ニステルローイなしできっちり勝てたのは
非常に大きい。
しかも、
バルセロナが劇的に負けてくれたのだから…ネ( ̄▽ ̄;)