今期も無冠...(T_T)

日本人人気では1・2位を争う両チーム。
戦前の予想では、
マンUが圧倒的有利と言われていたが、
正直、
純粋なチーム総合力ではバルサの方が上だと思っている。
確かにバルサは、
ファースト・レグのカンプノウで勝てなかった訳だから、
圧倒的に不利な状況であったが…。
アウェーゴールを奪えば形勢が一気に逆転する訳だし…。


ちなみに普段、
バルサを応援することなどない自分が、
応援したのがいけなかったのかなぁ...( ̄▽ ̄;)


マンチェスター・ユナイテッドのスタメンは、
ファン・デル・サールハーグリーブスファーディナンド、ブラウン、エブラ、キャリックスコールズパク・チソン、C・ロナウド、ナニ、テベス
先のチェルシー戦で、
ルーニーとビディッチがリタイアしてしまった…(T_T)


バルセロナのスタメンは、
バルデスザンブロッタプジョルミリートアビダルヤヤ・トゥーレ、シャビ・エルナンデス、デコ、イニエスタ、メッシ、エトー


マンUは左サイドにスコールズパク・チソンを配置。
恐らくメッシ対策。
いきなりエブラのバックパスミスからメッシがチャンスを作るが、
スコールズが絵に描いたようなカバーリングでピンチを救出。
マンUはエブラが妙に積極的に攻撃参加。
左サイドからチャンスを作る。
右サイドのハーグリーブス&ナニでは連携に不安があるのは間違いない。
アビダルは決して対人に弱くないし。
で、いつものように、パク・チソンが中に絞ったら外へ、
パスクチソンが外に開いたら、中へ攻めあがるエブラ。
まさに、これこそマンUの攻撃の形。
エブラの上がったスペースにはキャリックスコールズがカバーに入っていた。
いつもだったら、
キャリックだけなんだろうけど。
メッシ対策なんだろーね。
ただし、
スコールズはポジションは流動的で、
攻撃のときは右で、
守備のときは左ということになる。


珍しく前線から積極的にプレスを見せるマンU
戸惑った感のあったバルサ
いつものようにDFラインを下げてボール運びを敢行。
マンUとしたら、
テベスヤヤ・トゥーレにつけて、
ロナウドミリートにつければ、
バルサを機能停止に追い込めると思うのだけれど…。
ただし、
マンUの中盤のラインが非常に高い位置に保たれているので、
バルサは前線にボールを当てる形が多くなっていくのだが、
デコ&シャビだけでは厳しい。
こういう状況を打破するのはやはり、
イニエスタになるのだが、
イニエスタは左サイドに張り付いていて…(x_x;)


13分、
ホームのマンUが先制する。
ザンブロッタがパスをクリアするが、
そのボールが見事?!
スコールズへ…。
これをスコールズが見事なミドルでマンU先制。


とにかく得点を奪いたいバルサだが、
引き続き、
マンUの前線からのプレスに苦しみ続ける。
ロナウドも必死に守備をしていた。
イニエスタは上がりっぱなしだし、
DFラインがあまりに低すぎるので、
デコとシャビまでの距離が遠い。


25分過ぎ、
ようやくイニエスタが動き出し始める。
イニエスタが中盤でボールを受けると、
得意のドリブルでしかける形を作り出せるようになる。
いかんせん、
イニエスタがこのように動き回らないと、
エトーは取り残されて、
タダの人になってしまう…(x_x;)


30分を過ぎて、
やっとアビダル登場。。。( ̄▽ ̄;)
それまでは、
ほとんど右サイド一辺倒だったから。
アビダルとのコンビプレーで、
イニエスタが左サイドを突破。
初めてのアビダルの攻撃参加。
最後はデコのシュートで終わったが、
バルサの攻撃の突破口はやはり、
イニエスタになりそう。
メッシはあまりに警戒されていて、
ちょっと何もできそうもない。
ザンブロッタとの関係は最悪だし、
ボールを持ってもパスの選択肢が少ない。
いつも、
ワンツーを狙っている感があるメッシ。


しかし、
ここからはバルサの時間。
イニエスタのプレーで勢いがついたのか、
デコもキレだす。
中盤で試合を作って、
しかも最後のフィニッシュまで絡む。
また、
マンUの前線のプレスが緩みだすと、
バルサはダイレクトプレーでゴールに迫る。
デコの少ないタッチ数での崩しに、
メッシもタッチ数を減らして攻撃を組み立てに行く。
しかし、
ゴールは中々奪えず…(x_x;)


前半はアウェーながら、
バルサの時間が長かったのだが、
マンUのできは、それほど悪いものではなかったと思う。
確かに守りに入っていた感があったが、
相手に上手く合わせている感じだったから。


後半開始後もバルサが試合を優勢に進める。
前半は攻撃にほとんど絡めなかったシャビも参戦し、
前半よりもボールの繋がりがスムーズになるバルサ
シュートまであともう少し…。
それにしても、ザンブロッタとデコの呼吸があわない。
あと、
非常に気になったのが、
アビダルのクロスの精度が非常に悪いということ。
確かに、
バルサはクロスで崩すというチームではないのだが、
一応、
フランス代表のレギュラーでしょう…彼...(T_T)
マンUの右サイド、
ハーグリーブスは守備に専念しているので、
対極のアビダル側は上がるチャンスなのに、
これでは…(x_x;)


50分を過ぎた辺りからなんと、
マンUが攻撃に出だす。
エブラを攻撃参加させて、
左サイドから崩しにかかる。
いつもだったら両サイドからなので、
一応は守備のことも考えてのことなのだろう。
守備を頑張っていたテベスロナウドパク・チソン
点を取りに行くが、
バルサも最後で踏ん張り続ける。


押し込まれていたバルサ
点を取りにいかねばならない状況なので、
イニエスタ&デコを中心に必死に反撃を試みる。


ここで遂にライーカルトが動く。
が、衝撃の交代...
イニエスタを下げてアンリ投入。
分らない…ホントに解らない...(;´д`)
何をしたかったのか…。
アンリを使いたかったのか…(; ̄_ ̄)=3
まさか、
イニエスタを下げたかったはずは...
イニエスタの動きでバルサの攻撃が成り立っていたのだから…。
イニエスタを下げてアンリを入れるということは、
同じ左サイドに入る訳で、
アンリにイニエスタの動きを求めても無理な訳で...
この試合、
完全に消されていたエトーを下げるべきだったのは…。
彼と最後まで心中するのならともかく、
きっとこの後、
ボージャンを入れる気がしたから。。。
正直ここで、


バルサ...
負けたな…(T_T)


って思った。。。
案の定、
アンリは投入されたものの、
明確な意図など何もないようで…(x_x;)
その後、
試合はどっちつかずの展開へ。
ロナウドザンブロッタの激しい潰し合いは、
迫力満点だった。
バルサは、メッシが中央へ流れ、
マンUは、パク・チソンを中央に置いて、
ロナウドをサイドに置いて、
他は守る体制になって行った。


バルサは、
70分にエトーボージャン
やっぱりこうするんじゃん…(T_T)


一方のマンUは、
75分にスコールズフレッチャー、ナニ→ギグス
間違いなく守備固め。
マンUは中央を固める方向へ。
メッシはドリブルで状況を打破しようと必死だったが、
あまりに人口密度が高すぎて…
結局、
試合はそのまま終了。


やはりというべきか、
マンU相手でもしっかり、
ポゼッションはできるバルサ
しかし、
個々の仕掛けだけでは限界があるのも事実。
今や、
世界最高と言われるロナウドでも、
CL上位のチーム相手では潰されてしまうのだから…。
それは、
自分達が実際に証明している訳で。
右サイドのメッシ→メッシ&ザンブロッタ
左サイドのイニエスタイニエスタアビダル
にならないと…(x_x;)


今期も無冠に終わってしまったバルサ
ホナウジーニョ放出?!、
デコ放出??!
ザンブロッタも帰国???、
アンリの迷走…etc
来期、
どうするの…ライカールト...(><)
と思っていたら、
この後に行われたクラシコ惨敗を受け、
ライカールト退任で、
ジョセッペ・グアルディオラ監督誕生へ…。
さて、
ドリームバルサの代名詞のベップ...
どんなチームを作りあげるのだろうか…。