リーガ・エスパニョーラ08-09第1節_デポルティボ・ラ・コルーニャvsレアル・マドリード

デフェンディングチャンピオンのレアル・マドリー登場。
対戦相手のデポルティボは、
かつてチャンピオンズ・リーグで、
ジャイアントキラーぶりを発揮し、
スーペルデポルとして、
一時代を築いたが、
近年はチーム再建に失敗して中下位をうろうろ状態...。
しかし、
昨シーズンは、
驚きの5バック採用で衝撃を齎した。


デポルティボ・ラ・コルーニャのスタメンは、
GK
アランスビア
DF
フィリペ
ロボ
ゼ・カストロ
ラウレ
MF
デ・グズマン
セルヒオ
アルバレス
グアルダド
FW
ベルドゥ
ミスタ


デポルティボのシステムは、4-4-2
昨シーズンの5バックではなくて4バックできた。
ただ、
守備時はベルドゥをひとつ下げて4-4-1-1へ変更。
ベルドゥ&デ・グズマンが、
ディアラとグティにプレッシャーをかけるというもの。
セルヒオはDFラインと連携してラウールをケアする形。


レアル・マドリードのスタメンは、
GK
カシジャス
DF
セルヒオ・ラモス
ペペ
エインセ
マルセロ
MF
グティ
ディアラ
ロッベン
イグアイン
ラウール・ゴンサレス
FW
ファン・ニステルローイ


注目のファン・デル・ファールトは、どうした...(?_?)
と思っていたら、
スペインカップで退場になったからいないらしい。。。
マドリーのシステムは、
4-2-3-1
う〜ん、、、
ラウールがトップ下にいる。
マドリーというチームは、
改めていうまでもなく、
個のチーム。
噛み合わないことは多々あるのだが、
そこをどうシュスターが修正するかにかかっているチーム。
右サイドのロッベンは、
SBとの連携を必要とせず、
独力で突破を図るタイプなので、
セルヒオ・ラモスの長所も消してしまうことが多々。
しかも、
クロスを上げるタイプでもないので、
逆サイドから中に絞ってくるのが特徴のイグアインの長所も消されてしまっている。
また、
左サイドのマルセロは、
ロッベンとは逆にアーリークロスを上げるタイプ。
しかし、
イグアインは同じサイドにいるから…。


こうなると、
ロッベンの個人技と、
グティキラーパスしかなくなってしまうが…。


そして、
マドリーの要といえば、
前線からのプレス。
ラウール&ファン・ニステルローイが頑張ることによって、
お世辞にも守備が堅くないマドリーを救っていたのだが…。
この試合は全くというほど、
見られない悲しい状況...。


もはや対マドリーの定番といえば、
左サイド狙い。
アルバレス&ラウレが連携して、
マルセロをキリキリマイにする。


27分試合が動く、
セットプレーから、
グアルダドのクロスをミスタが決めて、
デポルティボ先制。
チームとして機能していない状況のマドリーとしては、
非常にマズイ展開...。


後半に入ると、
さずがに状況打破を狙ったのか、
マドリーは、ラウールを一段上げて、
システムを4-4-2へと変更。
この変更がいきなり功を奏す。
47分、
ラウールのシュートのこぼれ球をファン・ニステルローイが押し込みマドリー同点。
マドリーからしたら、
これで一安心かと思っていた矢先の5分後、
52分、
グアルダドのセットプレーから、
ロボが決めて、
デポルティボ勝ち越し!
またも、
CK...2点ともだから凄いわ…。


さぁ、、、
困ったぞ...マドリーヘ(><#)ノ
こういう場合、
大抵カードを切るのだが、
動かないシュスター。。。( ;; ̄3 ̄)
で、
ロッベン頼み...。
そのひとつ覚えではしょうがない。
案の定、
囲まれてジ・エンド!!


デポルティボは、
62分、
ミスタ→リキ→ブラボ(73分)へ。
80分、
アルバレス→ロドリゲスへ。
デポルティボが、
続々カードを切る中、
シュスターは、
まだ動かない...。


残り10分を切った81分、
ラウール→デ・ラ・レッド、
グティドレンテへ。
これで、
イグアインをセンターへ、
左にロッベン
右にドレンテへとポジションチェンジ。
膠着状態を打破し、
やっとリズムを掴みかけたマドリーだったが、
時すでに遅し...
で、試合終了。
いくらなんでも、
残り10分きってからじゃあね...Ψ(・O・)Ψ


マドリーの個々の選手自体は悪くなかったと思う。
ラウールもグティもディアラもファン・ニステルローイにしたって…。
何で負けたのだろう…(?_?)
やっぱり、
3センターにしないとダメなのかぁ〜。。。
シュスターからしたら、
セットプレーで2点取られて、
事故にでもあっちゃった気がしたのかな(´ρ`)
でも、
それにしたって、
ゲームを作れなさすぎるけどね…。
まぁ、
バルサが負けたのが、
せめてもの救いか...(T-T)ヾ(^^ )