先日、セミナーに行ってきた。

一応技術屋なんで、
技術系セミナーは前から時間を作って行っていたが、
今回のようなセミナーはホント久しぶり。
マーケティング系のものだったんだけど。
考えさせられたし、
何といってもモチベーションが格段に上がった。


技術セミナーは、新しいものだったり、
具体的な構築技術といった、
すぐに役立つ実践力の取得ができるから、
行った感は凄い。
けど、
今回のようなセミナーは、
あくまでも考え方がテーマなので、
よりそのセミナーを聞き終わった後が
重要になってくる。
特に、新しいものの提示があるわけでもないし。
言われれば、そんなの分かってるよ!
というものばかりだから…。

頭で分かっていても、実践できてないことは多い。
新しいことではなくても、
ちょっと見直して、気付いた点を修正すれば
驚くほどの効果が得られる。


そういったちょっとしたことが、
本当は一番大事なのかも。


継続性を求められ、人的コストもかかり、
地味だし、時間もかかるから、
数字や即効性.・対外的インパクトにこだわる
現場を知らない経営陣には、
理解しがたいとは思う。


でも、
そこはクリアしていかないと。
本物を求めるのなら…。


避けられないし、愚痴ってても
何も変わらないし、始まんない。
技術系の人は説明下手が多い。
言ってることは決して間違ってはいないけど、


伝えられなければ意味はない。


たとえ相手が知識が全くなかったとしても…。
それで結局、単語を並べて


オレ、すげぇ〜知ってんだぜ!!


などと、知識ぶって押し通そうとしても
ほとんど上手くはいかない…。
だって、相手はほとんどの場合、
自分より大先輩だし、
そんな知識は持ってなくたって、
経験値は遥か上だから、
簡単に見抜かれてしまうと思う。
技術系の仕事なら、
スキルアップは欠かせない。
それは当たり前のこととして、
ただそれ以上にプラスアルファが必要になる。
そう、


プレゼン力!!


世間一般では、そうゆのを
コンサルタントっていうのかな…。
響きも良いし、
上流工程のスペシャリストのような感じで
エンジニアには憧れる人も多いと思う。
たしかに、かっこいいかもしれないけど、
自分はなんか、評論家みたいな気がして
ちょっと…。
わざわざそんな大それたものを作んなくても…。
しっかりとした知識を持つ現場に携わる人が、
プレゼン力をもっと向上させれば、
良いだけだと思うから。
特に大企業にいるわけじゃないし、
コンサルタントなんて聞いただけで、
拒否反応を示す人の方が多いし、
特に自分の周りは。
そのためにも、もっともっと経験値を上げて、
自分を磨かないといけない…。